タラサ市について
私の住む町タラサ市(Terrassa)はスペインのカタルーニャ州バルセロナ県にある静かな町です。
バルセロナ市の中心カタルーニャ広場からは、カタルーニャ公営鉄道(FGC)で約40分。
カタルーニャの聖なる山モンセラート山(Montserrat)へは車で30分。
人口21万5000ほど(タラサ観光ガイド2014より)で、コムリンの出身茨城県水戸市(人口約27万人)と似たような大きさの町であります。大きな都会暮らしが苦手な自分にとってちょうどよい大きさと言えましょう。
タラサの特徴は19世紀のモデルニスモ建築がいたるところにあることです。
モデルニスモとは、ガウディの作品にも多用されているあの柔らかな曲線が特徴の芸術スタイルです。19世紀末から20世紀初頭にかけて、スペインのカタルーニャ地方、特にバルセロナを中心に流行した芸術様式で、フランスのアールヌーボーに似ています。
タラサ市のモデルニスモ建築物
また中世スタイルの教会などもあり、歴史の重みを感じさせるシックな街並みが大変美しいところです。ユネスコの無形文化遺産である人間の塔(castellers)や陸上ホッケーも有名で盛んです。
人間の塔
アクセス
≪バルセロナ市内から≫
- カタルーニャ広場よりカタルーニャ鉄道(FGC)のS1ラインで約40分。
(PL.CATALUNYA-TERRASSA RAMBRA)
料金:3ゾーンの片道切符4ユーロ。10回分の回数券(T-10)26.75ユーロ。
- カタルーニャ広場より国鉄近郊線(セルカニアス)=RenfeのC-4ラインで約45分。
(Placa de Catalunya -Terrassa )
料金:3ゾーンの片道切符4.1ユーロ。10回分の回数券(T-10)26.75ユーロ。
≪バルセロナ空港から≫
- タクシーで約30分。料金:60~70ユーロ。
- 空港バス(Aerobus)にてバルセロナ市内、カタルーニャ広場へ。
所要20~30分。料金:3.75ユーロ。
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カタルーニャ広場より上記の方法で約40~45分。